学科試験の試験科目ごとの難易度は?

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学科試験の試験科目ごとの難易度は?

易しい科目・難しい科目はどれ?

FP学科試験の試験科目ごとの難易度を把握することの重要性については、前のページで述べたとおりですが、ただし「科目ごとの難易度を把握する」とは言っても、全科目を難しいものから易しいものへと順々に並べてランクを付けることは意味がありません。

科目ごとの難易度を把握するのはあくまでも、それを踏まえて、得点が稼げる科目とそうでない科目とに選り分けて、得点が稼げる科目により多くの学習時間を割くためです。ですので、それが見極められる程度に、難易度はざっくりと把握できればOKなのです。

さて、FP試験の学科試験の試験科目はA.ライフプランニングと資金計画、B.リスク管理、C.金融資産運用、D.タックスプランニング、E.不動産、F.相続・事業承継の6科目で、これはFP3級・2級・1級すべて共通です。

このうち、易しい科目に位置づけられるのが、「A.ライフプランニングと資金計画」となります。この科目では、ファイナンシャル・プランニングの基礎に始まり、年金や保険、ローンやカードといった、私たちの生活において身近な事柄を中心に学習します。その意味では、易しいとは言っても簡単というよりは取り組みやすいといった方がより正確かもしれません。

いずれにせよ、「A.ライフプランニングと資金計画」科目が得点を稼ぎやすい科目であることは間違いありません。裏を返せば、ここで十分な得点を確保できないと、FP試験の合格自体が危ぶまれますので、最低でも7割、できれば9割の正答率を目標にして受験勉強をするようにしましょう。

これとは対照的なのが「E.不動産」と「F.相続・事業承継」で、この2つは難しい科目に位置づけられます。
実は「E.不動産」にしても「F.相続・事業承継」にしても、学習内容そのものが極端に難しいかと言えば、決してそのようなことはないのですが、FP試験本番では、いわゆる難問・奇問といった類の問題が多く出題される傾向にあります。得点が取りにくいこの2科目においては、あまり無理をすることなく、5割の正答率を目指すくらいがちょうど良いでしょう。

残る「B.リスク管理」「C.金融資産運用」「D.タックスプランニング」は、易しくも難しくもない科目ですので、これらについては、通常の受験勉強の仕方で良いと思います。


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