FP1級学科試験の難易度とは?

*

FP1級学科試験の難易度とは?

合格率に見るFP1級学科試験の難易度

ここまで、FP3級ならびにFP2級の合格率・難易度について確認してきましたが、これからご紹介するFP1級は、同じFP試験という括りでも2級までの試験とは異なる点も多いので、その点を中心に見ていきたいと思います。

<FP1級学科試験の合格率の推移>

  受験者数 合格者数 合格率
2011年1月 5266 394 7.48%
同9月 4372 761 17.40%
2012年1月 5.059 651 12.86%
同9月 4437 441 9.93%
2013年1月 5122 784 15.30%
同9月 4537 408 8.99%

以上が、直近3年間のFP1級学科試験の合格率の推移になります。
この表からもおわりいただけるように、まずFP2級までの試験とFP1級試験とで異なるのは試験の実施回数。FP3~2級の試験が年3回(1月、5月、9月)実施されるのに対して、FP1級の試験は年2回(1月、9月)しか実施されません。受験のチャンスが減るということは合格のチャンスも減ることを意味しますので、それだけFP1級学科試験は狭き門だということができます。

もちろん、FP1級学科試験が狭き門である所以は、そうした試験実施回数の点だけにあるわけではありません。その難易度の高さは合格率の数字からも明らかです。

これまでのページで確認してきたとおり、FP3級学科試験の平均合格率は約71%、FP2級学科試験の平均合格率は約23%でした。それに対してFP1級学科試験の平均合格率は約12%。FP2級からさらに半分程度にまで落ち込みます。
加えて、ここ6回の試験の合格率を見ても、そのうち半数は10%台の大台を割って、わずか1ケタとなっています。これはまさしく、FP1級学科試験が難関試験である証拠に他なりません。

それではなぜ、FP2級までと比べて、FP1級学科試験の難易度はこれほどまでに高くなっているのか?その理由のひとつは、問題の出題形式にあります。

まずFP3級学科試験は「○×式」と「三答択一式」の問題が合わせて60問で、解答方法はすべてマークシート方式です。FP2級学科試験も、「○×式」の問題がなくなり、また「三答択一式」が「四答択一式」にこそなりますが、マークシート方式の試験であることに変わりはありません。

それに対してFP1級学科試験は、「基礎編」としてマークシート方式の問題も出題されますが、それとは別に「応用編」として記述式の問題も出題されます。そのぶん試験全体の配点も高まり、1問解けるか解けないかによって合否が大きく左右される非常にシビアな試験となっているのです。


次のページ:FP1級実技試験の難易度とは?

>>FPに独学合格できる必勝の教材セット

FP1級学科試験の難易度とは?関連ページ

CFP資格取得の難易度とは?
CFP試験の難易度 AFP・CFPとFP技能士はまったくの別物ではありますが、前のページでも確認したとおり、A […]
AFP資格取得の難易度とは?
AFP試験の難易度 前のページでは、AFP・CFPはファイナンシャル・プランニングに関する国家資格であり、これ […]
FPと似た名前の「 AFP・CFP」とは何か?
AFP・CFPとFP技能士の違い ここまでのページを一通り読むことで、複数の階級・複数の試験形式からなるFP試 […]
学科試験の試験科目ごとの難易度は?
易しい科目・難しい科目はどれ? FP学科試験の試験科目ごとの難易度を把握することの重要性については、前のページ […]
試験科目ごとの難易度を把握することの重要性とは?
科目別難易度を知ることで勉強法も変わってくる ここまで、FP3級、2級、1級の順に、学科試験と実技試験それぞれ […]
FP1級実技試験の難易度とは?
合格率に見るFP1級実技試験の難易度 前のページでご紹介した学科試験に引き続き、FP1級実技試験の合格率の推移 […]
FP2級実技試験の難易度とは?
合格率に見るFP2級実技試験の難易度 それでは早速ですが、学科試験に引き続き、FP2級実技試験の合格率の推移か […]
FP2級学科試験の難易度とは?
合格率に見るFP2級学科試験の難易度 前々ページ、前ページではそれぞれFP3級の学科試験ならびに実技試験の難易 […]
FP3級実技試験の難易度とは?
合格率に見るFP3級実技試験の難易度 学科試験と同様に、まずは実技試験の合格率について確認していきたいと思いま […]
FP3級学科試験の難易度とは?
合格率に見るFP3級学科試験の難易度 資格試験の難易度を把握するうえで客観的な物差しとなるのが、確固たる数字と […]