FP2級実技試験の難易度とは?

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FP2級実技試験の難易度とは?

合格率に見るFP2級実技試験の難易度
それでは早速ですが、学科試験に引き続き、FP2級実技試験の合格率の推移から見ていきたいと思います。

<FP2級実技試験の合格率の推移>

  試験科目 受験者数 合格者数 合格率
2013年1月 個人資産相談業務 21834 6440 29.49%
中小事業主資産相談業務 2907 933 32.09%
生保顧客資産相談業務 11927 5145 43.13%
損保顧客資産相談業務 - - -
同5月 個人資産相談業務 17073 5339 31.27%
中小事業主資産相談業務 - - -
生保顧客資産相談業務 10031 2561 25.53%
損保顧客資産相談業務 - - -
同9月 個人資産相談業務 17772 5776 32.50%
中小事業主資産相談業務 2389 872 36.50%
生保顧客資産相談業務 9724 3850 39.59%
損保顧客資産相談業務 582 375 64.43%

以上が、ここ1年間のFP2級実技試験の合格率の推移になります。
FP2級実技試験も学科試験と同様に、年3回(1月、5月、9月)実施されるわけですが、すべての回次においてすべての試験科目が執り行われるわけではないということは、まずは頭に入れておくべきでしょう。

この点について、もう少し詳しく述べておきたいと思います。
FP3級の実技試験は2科目でしたが、FP2級になると倍増して4科目、具体的には「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」の4科目のなかから任意の1科目を選んで受験することになります。しかし4科目のうち、「中小事業主資産相談業務」は年2回、「損保顧客資産相談業務」に至っては年1回しか試験が行われない、つまり回次によっては受験生はこれらの科目を選択することができません。

FP試験の受験勉強は1年がかりで行うようなものではなく、あくまでも短期決戦。ですので、年に3回あるFP試験のうち数ヶ月後に迫った試験を受験するのが一般的で、実技試験で選べる試験科目も自ずと限定されてきます。

しかし受験生の立場からすれば、そうしたスケジュールに縛られることなく、相性や難易度を見極めたうえで試験科目を選びたいというのが本音でしょう。
参考までに、各科目の合格率の平均をまとめると、「個人資産相談業務」が約31%、「中小事業主資産相談業務」が約34%、「生保顧客資産相談業務」が約36%、そして「損保顧客資産相談業務」は年1回だけですが約64%ということになります。単純に2013年の合格率だけで言えば、「損保顧客資産相談業務」がもっとも難易度が低いと言えます。


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